都心から車で1時間ちょっと、、、東京の自然 の中で、 伝統的な紙漉き工法にとらわれない 新しい芸術 『紙漉きアート』が体験できます。
東京都西多摩『ひので和紙』 では、東京に自生する植物を使って、全く新しい技法の『紙漉き体験』を提供している。ひので和紙のワークショップでは、オプションで 和紙の原料である コウゾを摘み、原料作りからも体験することができます。
特質すべき点は、これらの作品は 紙に描いたものではなく、『色と形を漉き込んだ』という点にある。これらは 植物の繊維を素材とした 、全く新しい技法による紙漉きアートであり、世界でも ここ『ひので和紙』以外、ワークショップ体験することが できないと言う。
筆を使わず、紙漉きで絵を描くアートには、どこか『遊び心』もあり、大人から子供まで、家族も楽しめるイベントとしてもおすすめしたい。
紙漉き技法 以外に 個人的に関心を引いたのは、ワークショップで使う水は、井戸水を使用している点だ。都心では なかなか体験できない『日本の昔ながら』を演出し『ここでしかできない』 体験が 国内外問わず、親日外国人の間でも話題となっている。
最近では、中国の富裕層が このワークショップ体験を目当てに来訪者が増えており、現在、数か月先まで、週末土日の予約はできないと言う。 一方で、外国から直接来る問い合わせには『ひので和紙』で対応しきれない事から、全てお断りしているのが現状との事。
写真が、ひので和紙の代表 国高さん。井戸水を汲みながら、『紙漉きアートとは』をご説明頂きました。とても気さくな方です。
自然との調和を大切にした 斬新なアート。是非、一度は体験してみたいワークショップだ。